1970年の東京モーターショーで発表された、ロータリーエンジン搭載コンセプトスーパーカー。
レース用チューンニングを施して250 PSを発揮する10A型ロータリーエンジンをミッドシップに搭載し、これに4速MTを組み合わせることで最高速度は250 km/hに達する。ただしアペックスシールは量産車と同じカーボンタイプである。ブレーキは前後4ポッドのベンチレーテッドディスクを採用している。サイドドアはシザーズドアで、エンジンフードはガルウィング式となっている。デザインは後にユーノス・ロードスターの開発陣の1人となる、マツダデザイン初代本部長の福田成徳が担当した。
設計時の後部デザインは日産・EXAのように換装を前提としており、サバンナRX-7のようなハッチにスポイラーを装着した「ロードスポーツクーペ」、ルーバーとリアウィングを装着した「レーシングマシン」、コーダトロンカの「グランツーリスモ」の3種が検討され縮小クレイモデルが製作されたが、出展車両はグランツーリスモのみの製作に留まった。
尾灯は160 km/h以上になると緑色のランプが点灯し、アクセルを離すと黄色のランプが点灯するという速度表示灯のような役目を持っている。
There are no setups for this car.
This car has been used in 0 sessions.